FIREと一言で言っても、形はいろいろあります。
まず、代表的な種類を表にしてみました。
| 種類 | 考え方 | 向いている人 |
| Fat FIRE (ファット) |
たっぷりの資産で、贅沢な暮らしを維持する | 高収入・高資産を目指せる人 |
| Lean FIRE (リーン) |
生活費を抑えて、必要な資産額そのものを下げる | 質素な暮らしが苦にならない人 |
| Barista/Side FIRE (バリスタ/サイド) |
資産収入+少しの労働収入で暮らす | 仕事自体は嫌いじゃない人 |
| Coast FIRE (コースト) |
老後資金は積立済みで、あとは生活費だけ稼ぐ | 若いうちに積立を始めた人 |
どれが正解という話ではありません。
暮らしの好みと性格で、合う形が違うだけです。
FIREに必要な資産の目安は、よく「年間生活費 × 25」と言われます。ここがポイントです。
| 年間生活費 | FIREに必要な資産の目安 |
| 300万円 | 7,500万円 |
| 200万円 | 5,000万円 |
| 150万円 | 3,750万円 |
見方を変えると、年間生活費を10万円下げるだけで、ゴールは250万円下がります。
「FIREなんて夢の話」と感じるのは、多くの場合、生活費の高い暮らしを前提に計算しているからです。
暮らしのサイズを自分で選べば、ゴールは遠くありません。
言葉にして初めて気づいたのですが、私は「Lean FIRE(リーン)」でした。
私の暮らしは、はっきり言って質素です。
生活費は極力抑える。固定費は見直す。荷物は少なく、旅の荷物も機内持ち込みだけです。
ここ、大事なところなんですが、私にとって節約は我慢じゃありません。
むしろ快感で、私の得意技です。安く済ませられた時の「やった」という感覚が、単純に楽しい。
実は逆に、私は昔、お金を使う力が極端に弱い人間でした。
貯めるのは得意でも、使うのが怖くて使えない。そのことは以前、ブログにも書きました。
そんな私がお金を使い始めたのは、FIREして旅に出るようになってからです。
Lean FIREの暮らしは、私にとって我慢の設計ではなく、性格に合った設計なんです。
大げさなことはしていません。続けられることだけです。
今も自宅のネット回線を安いプランに切り替え中です。
一度下げれば、ずっと効きます。
フライトはスカイスキャナーで格安を狙うのが基本。
行き先は安さで決めることも多いです。
預け荷物の追加料金を払わない。
荷物が少ないと、移動も身軽です。
配車アプリは最終手段。
ローカルバスや現地の乗り物を使うと安いし、その土地の暮らしが見えます。
現地の市場やスーパーで買って食べるのが好きです。
安くて、その土地の味がします。
その代わり、好きなことにはお金を使います。
私にとっては、それが旅。月に一度は海外へ行く。このブログの旅の記事は、全部その実践です。
抑えた分を、本当に好きなことに回す。
そのメリハリが、私の暮らしの設計です。
2026年11月6日の朝、証券口座を開いて、正直ビビりました。
株価の大きな下落で、資産が大きく減っていたんです。今年に入って、ここまで下がったのは初めてでした。
「あ、こんなに減ったんだ」と、当然思いました。
ちょっと香ばしいな、と思うくらい、ビビッときたんです。
でも、その気持ちは、すぐにスッと消えていきました。
驚きはしても、落ち着くまでが、以前よりずっと早い。
今回の下げ相場で、いちばん変わったのは、私の落ち着き方でした。
それでも、暮らしは何も変わりません。
生活防衛費と当面の生活費は、投資とは別枠で現金で守ってあるからです。
私の計画では、資産の取り崩しを始めるのは、来年の中頃。それまでの生活費は確保済みです。
だから日々の値動きは「減ったなあ」で終わる。慌てる理由が、私にはないんです。
投資で大切なのは、下がらないようにすることより、下がっても慌てなくていい状態を作っておくことなのかもしれません。
今回、それを実感しました。
そして何より、今の立ち位置が居心地いい。
働きたくなったら、働けばいい。行きたくなったら、旅に出ればいい。お金の額そのものより、「選べる」ことが私の豊かさなんだと思います。
FIREは一つの形じゃありません。
そして、思っているより遠い夢でもありません。
あなたの節約の工夫や、「どんな風に節約しているの?」といった具体的な質問があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
私のやり方が、誰かのヒントになれば嬉しいです。
いただいたコメントや質問のうち、私のやり方でお答えできるものは、ブログの記事にしていこうと思っています。
「こんなコメントをいただきました」という形で紹介するときは、お名前などは出しません。
どんな形ですか?

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