今回は、パスワード管理だけでは終わらない、セキュリティ対策のお話です。
機械が苦手な私でも、ひとつずつ確認してみたら、思っていたより取り組みやすかったんです。
機械が苦手な私でも、ひとつずつ確認してみたら、思っていたより取り組みやすかったんです。

前回の記事では、月470円で196個のパスワードを移行した、1Passwordの体験談を書きました。
でも、セキュリティ対策って、パスワードを管理できるようになれば終わり、というわけではないんですよね。
そんなことを改めて考えるきっかけになったのが、リベラルアーツ大学・両学長の朝ライブでした。
学長の話を聞いて、私も自分のApple製品やGoogleアカウントの設定を、ひとつずつ確認してみることにしました。
学長の話を聞いて、私も自分のApple製品やGoogleアカウントの設定を、ひとつずつ確認してみることにしました。
今回は、機械が得意ではない私が実際に取り組んだ、無料でできるセキュリティ対策のお話です。
まずは、手元にあるApple製品から
私はMacを2台、iPhoneを2台使っています。
そのうち1台のMacは、旅行に持っていくためのもの。
今回あらためて確認してみたら、ソフトウェアのアップデートがしばらくできていませんでした。
今回あらためて確認してみたら、ソフトウェアのアップデートがしばらくできていませんでした。
普段から使っている機器なのに、気づかないうちに確認が必要なことってあるんですね。
そこで、Apple製品で確認したことを順番に紹介していきます。
設定画面の名称や場所は、OSのバージョンによって異なる場合があります。
設定画面の名称や場所は、OSのバージョンによって異なる場合があります。
1.Apple Accountの2ファクタ認証
最初に確認したのは、Apple Accountの2ファクタ認証です。
これは、パスワードだけでなく、信頼できるデバイスなどを使った確認も組み合わせて、アカウントを守る仕組み。
パスワードが知られてしまった場合に備える、重要な対策のひとつです。
パスワードが知られてしまった場合に備える、重要な対策のひとつです。
iPhoneでは、次の順番で確認できます。
設定
↓
自分の名前
↓
「サインインとセキュリティ」
↓
「2ファクタ認証」
↓
自分の名前
↓
「サインインとセキュリティ」
↓
「2ファクタ認証」
設定が有効になっているか、信頼できる電話番号が正しく登録されているかも確認しておきます。
ひとつ、覚えておきたいこと
Apple公式では、iPhoneに関連付けられていない電話番号も、追加の「信頼できる電話番号」にすることをすすめています。
iPhoneが唯一の信頼できるデバイスだと、iPhoneをなくしたときに、確認コードを受け取れなくなるからです。
Apple公式では、iPhoneに関連付けられていない電話番号も、追加の「信頼できる電話番号」にすることをすすめています。
iPhoneが唯一の信頼できるデバイスだと、iPhoneをなくしたときに、確認コードを受け取れなくなるからです。
2.iPhoneの「盗難デバイスの保護」
次に確認したのが、「盗難デバイスの保護」です。
iPhoneを盗まれたときなどに、保存されたパスワードや重要なアカウント設定を守るための機能です。
状況によってはFace IDやTouch IDによる認証が必要になり、重要な変更にはセキュリティ上の待機時間が設けられます。
状況によってはFace IDやTouch IDによる認証が必要になり、重要な変更にはセキュリティ上の待機時間が設けられます。
確認する場所はこちら。
設定
↓
「Face IDとパスコード」
↓
「盗難デバイスの保護」
↓
「Face IDとパスコード」
↓
「盗難デバイスの保護」
自分のiPhoneで機能が有効になっているか、確認してみてください。
iOS 17.3以降で使える機能で、最初からオンになっている場合もあります。盗まれる前にオンにしておく必要があります。
iOS 17.3以降で使える機能で、最初からオンになっている場合もあります。盗まれる前にオンにしておく必要があります。
3.アカウントの復旧用連絡先
もうひとつ確認したのが、Apple Accountの「復旧用連絡先」です。
これは、自分がApple Accountにアクセスできなくなったときに、信頼できる人に復旧を手伝ってもらうための仕組みです。
家族など、いざというときに頼れる人を登録しておくことができます。
家族など、いざというときに頼れる人を登録しておくことができます。
設定場所は、iPhoneの「設定」から自分の名前を開き、「サインインとセキュリティ」→「復旧用連絡先」と進みます。
(OSのバージョンによっては、「アカウントの復旧」と表示されることもあります)
(OSのバージョンによっては、「アカウントの復旧」と表示されることもあります)
ここで、ひとつ覚えておきたいことがあります。
亡くなった後に備えて登録する「故人アカウント管理連絡先」は、復旧用の連絡先とは別の機能です。
目的が異なるので、自分に必要な備えをそれぞれ確認しておきたいですね。
目的が異なるので、自分に必要な備えをそれぞれ確認しておきたいですね。
4.MacとiPhoneのアップデート
そして、忘れてはいけないのがソフトウェアのアップデートです。
【iPhone】
設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
【Mac】
Appleメニュー → システム設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
今回、旅行用のMacのアップデートが遅れていたことに気づきました。
普段使っている機器だけでなく、旅行用の機器も忘れずにチェックしておきたいところです。
普段使っている機器だけでなく、旅行用の機器も忘れずにチェックしておきたいところです。
ただし、アップデートはすぐに終わるとは限りません。
ダウンロードやインストールに時間がかかることもあるので、Wi-Fiや電源を確保して、時間に余裕があるときに進めるのがおすすめです。
ダウンロードやインストールに時間がかかることもあるので、Wi-Fiや電源を確保して、時間に余裕があるときに進めるのがおすすめです。
面倒だからと後回しにしがちだけど、機器を最新の状態に保つことも、大切なセキュリティ対策のひとつなんですね。
Googleとメールも、見直してみる
5.Googleアカウントのセキュリティ診断
Apple製品だけでなく、Googleアカウントのセキュリティも確認しました。
Googleには「セキュリティ診断」という無料の機能があります。
アカウントの保護状況やセキュリティに関する項目を、画面の案内に沿って確認できるものです。2分ほどで確認できると、Googleも案内しています。
アカウントの保護状況やセキュリティに関する項目を、画面の案内に沿って確認できるものです。2分ほどで確認できると、Googleも案内しています。
たとえば、2段階認証が設定されているか、見覚えのないログインや気になる項目がないかなどをチェックします。
こちらから確認できます。
こちらから確認できます。
今回紹介したのは、私が普段使っているApple製品とGoogleアカウントを中心とした対策です。
Android端末など、私自身が実際に確認していない機器については、ここでは詳しく扱っていません。
Android端末など、私自身が実際に確認していない機器については、ここでは詳しく扱っていません。
6.メールアドレスも整理する
学長の話を聞いて、もうひとつ気になったのが、普段使っているメールアドレスのことです。
メールは、ネット上のさまざまなサービスに登録するときに使います。
パスワードの再設定や本人確認の連絡が届くこともあるので、どのメールアドレスを使っているか把握しておくことも大切なんですね。
パスワードの再設定や本人確認の連絡が届くこともあるので、どのメールアドレスを使っているか把握しておくことも大切なんですね。
私が聞いた範囲では、学長は、メールをGmailに集約し、Yahoo!メールやiCloudメールなど、ほかのメールサービスは使わない方向で整理することを勧めていました。
私も、この点はこれから少しずつ取り組んでいこうと思っています。
私も、この点はこれから少しずつ取り組んでいこうと思っています。
ただ、メールアドレスの整理は、思った以上に手間がかかりそうです。
いろいろなサービスに登録しているメールアドレスを確認して、必要なものから変更していかなければいけません。
いろいろなサービスに登録しているメールアドレスを確認して、必要なものから変更していかなければいけません。
気をつけたいこと
古いメールアドレスを、いきなり削除しないこと。
登録先の変更や、アカウントの復旧に使われていないかを確認してから、順番に整理します。
古いメールアドレスを、いきなり削除しないこと。
登録先の変更や、アカウントの復旧に使われていないかを確認してから、順番に整理します。
Gmailに集約すること自体が、すべての人にとって唯一の正解というわけではありません。
自分が使っているサービスや復旧方法を確認しながら、無理なく管理できる形に整えていきたいですね。
自分が使っているサービスや復旧方法を確認しながら、無理なく管理できる形に整えていきたいですね。
やってみて思ったこと
私は、機械に詳しいわけではありません。
オンラインの設定やセキュリティの話も、どちらかといえば苦手な方です。
オンラインの設定やセキュリティの話も、どちらかといえば苦手な方です。
それでも、学長の話を聞いて、自分が持っている機器でひとつずつ確認してみたら、思っていたよりも取り組みやすいと感じました。
Macが2台、iPhoneが2台。
全部を確認するには時間がかかるし、アップデートもすぐには終わりません。メールアドレスの整理まで考えたら、なおさらです。
全部を確認するには時間がかかるし、アップデートもすぐには終わりません。メールアドレスの整理まで考えたら、なおさらです。
それでも、どこを開けばいいのか、何を確認すればいいのかが分かると、少しずつ進められるんですね。
そして、ふと思いました。
ああ、Apple製品でよかったな。
私は、正直に言えば、見た目が好きでApple製品を選んできたところがあります。
機能を全部理解して買ったわけではありません。
機能を全部理解して買ったわけではありません。
でも、こうしてセキュリティ対策を学ぶときに、自分が使っている製品で、案内に沿って設定を確認できる。
それが、今の私にはとてもありがたかったんです。
それが、今の私にはとてもありがたかったんです。
学長が教えてくれることを、教科書通りに実践できる環境がある。
「本当にありがとうございます」って思いました。
「本当にありがとうございます」って思いました。
やっぱり私、Apple信者なのかもしれません。
……いや、見た目だけで買ってるんですけどね(笑)。
……いや、見た目だけで買ってるんですけどね(笑)。
1Passwordのようなパスワード管理アプリを活用することも大切。
でも、それだけで終わりにせず、端末やアカウント自体の設定も確認しておく。
でも、それだけで終わりにせず、端末やアカウント自体の設定も確認しておく。
そして、メールアドレスの整理など、まだ手をつけられていないこともあります。
こういう作業は、1日で全部やろうとすると大変です。私も、できるところから少しずつ進めるつもりです。
こういう作業は、1日で全部やろうとすると大変です。私も、できるところから少しずつ進めるつもりです。
まずは、自分が使っているものから、ひとつずつ。
今回の私の体験が、同じように「セキュリティって難しそう」と感じている人の、最初の一歩になったらうれしいです。


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