プーケット滞在中、日本に帰ってからの移動用に「JRの高速バス」をネット予約しようとしました。決済はクレジットカード。しかし海外旅行あるあるなのですが、日本のネット予約や金融システムは「海外からのアクセス(タイのIPアドレス)」を自動でブロックしてしまうことがよくあります。「海外からの不正アクセスかも?」とシステムが警戒してしまうんですね。せっかくの旅行中に、決済エラーで予約ができない……これって本当に焦ります。
▶ 公式サイトはこちら:https://protonvpn.com/
「よし、この状態でJR高速バスの予約をやってみよう」と、恐る恐るクレジット決済を進めてみると……弾かれることなく、日本にいる時と全く同じ手順で、サクサクと一瞬で決済が完了しました!
他の無料VPNだと、通信が途中でブツブツ切れたり、データ容量にすぐ制限がかかったりしてイライラすることが多いのですが、Proton VPNは本当にサクサク。しかもこれ、無料プランで使えます。
「無料のVPNって個人情報が盗まれそうで怖い」と思いますよね、私もそうでした。でもProton VPNは、元CERN(欧州原子核研究機構)の科学者たちが作ったスイスの会社。怪しい広告がなく、ユーザーの閲覧履歴(ログ)を保存しない方針で、有料プランのユーザーの料金で運営されているので、無料プランでもデータを売られない仕組みです。世界トップクラスにクリーンな運営元なので、海外の怪しいWi-Fiを使うときでも、これを入れておくだけで通信が強力に暗号化されて安心です。
つまり、日本にいる時に、このProton VPNで「タイのサーバー」に接続してからNetflixを開くと、映画館やDVDでしか観られなかったあのジブリ作品が観られちゃう(はず)なんです。旅先だけでなく、日本に帰ってからもこんな楽しみ方があるなんて、VPNのポテンシャルは底知れません。
(※接続する国によって配信状況は変わることがあります)
高速バスやTVerがサクサク使えて調子に乗った私。「じゃあ、ついでに楽天銀行や楽天証券にもログインして、残高や資産のチェックをしようかな?」と考えました。でも、ここで一歩立ち止まりました。
結果から言うと、「海外滞在中は、VPNを使っていても銀行や証券口座にはログインしない方がいい」という結論に至りました。理由は次の3つです。
① 金融機関は「VPNからのアクセス」だと見抜いている 日本のIPアドレスに化けさせていても、厳しいシステムは「一般家庭の回線」か「VPN会社の業務用回線」かを一目で見分けます。
② 悪い人の巻き添えを食らうリスクがある 無料のVPNサーバーは、世界中の色んな人と「同じ通り道」をシェアします。もし同じサーバーで誰かが悪いことをしていたら、その通り道ごとロックされ、巻き添えで自分の口座が使えなくなるリスクがあります。
③ 「いつもと違う」と口座がロックされる 不審なアクセスと判定されると、安全のために口座に強力なセーフティロックがかかります。そうなると、日本に帰国してサポートセンターに電話するまで解除できなくなる、という面倒な事態になりかねません。
残高確認くらいなら大問題にはなりにくいですが、株の売買や大きなお金の振込などは、絶対に日本に帰ってから、いつもの自宅Wi-Fiやスマホ回線でやるのが確実です。せっかくの旅先、「あえて一歩引いて、何もしない」という冷静な判断もとっても大切だなと実感しました。
VPNを繋いでいると、繋いでいない時よりもデータ消費は多少早くなる印象です。ここは正直に伝えておきたいポイント。とはいえ、普段の街歩きレベルでは「遅いな」と感じることはほぼありません。ただ、Googleマップを見ていてイライラするくらい重いなと感じた時は、一旦VPNを切って使う、というのは私も実際にやっています。
・JRの高速バス予約、クレカ決済、TVerの視聴は、Proton VPN(日本サーバー)でサクサク解決
・逆に海外(タイなど)のサーバーに繋げば、日本未配信の作品が観られる裏技も
・銀行や証券口座は、通信が安全でもロックのリスクがあるため、帰国するまでログインは我慢
・重要な取引は必ず自宅のWi-Fiやスマホ回線で行うのが安心

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