名古屋・熱田神宮 参拝ガイド

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熱田神宮

熱田神宮は、愛知県名古屋市熱田区に鎮座する創建約1900年の古社。
三種の神器のひとつ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」を祀ることで知られる。
主祭神は熱田大神(あつたのおおかみ)で、天照大神に通じる神とされる。
境内は約19万平方メートルあり、楠の巨木が残る静かな杜が広がる。
年間を通して多くの参拝者が訪れ、初詣では東海地方有数の参拝者数を誇る。

今回は、公共交通機関からのアクセス方法をはじめ、境内の見どころや散策ポイントをまとめました。
さらに、参拝後に立ち寄りたい熱田神宮ゆかりのあつた名物グルメもあわせてご紹介します。
初めての方も、あらためて訪れる方も楽しめる参拝ガイドです。


アクセスとロッカー情報(2026年2月現在)

JR利用の場合

● JR東海道本線「熱田駅」下車 徒歩約8〜10分

JR熱田駅構内にはコインロッカーはありません。
(2026年2月現在、駅公式案内にロッカー設備の記載なし)

JR熱田駅から神宮へ向かう途中に、
昔ながらのアーケード商店街を通ります。

現在はシャッター店舗も見られますが、
昭和の面影が残る通りで、味わい深い雰囲気の散策路です。


名鉄利用の場合

● 名鉄名古屋本線「神宮前駅」下車 徒歩約3分

神宮前駅構内にコインロッカーあり。
大型サイズ対応あり(数に限りあり)。

名鉄神宮前駅 改札内コインロッカー・トイレ
改札内にコインロッカーあり。隣接して清潔なトイレも利用可能。
(撮影:tabi-fa)

熱田神宮境内の西門付近にもコインロッカーあります。
100円硬貨利用タイプ。数は多くありません。


名鉄神宮前駅の改札を出ると、目の前に広がるのは大きな道路と街の風景。
その向こう側には、こんもりとした杜が見えてきます。
あの緑の先が、熱田神宮の境内です。

名鉄神宮前駅構内から望む熱田神宮の杜
駅構内から外を望むと、大通りの先に広がる深い緑。
街のにぎわいのすぐ向こうに、神域が静かに広がっています。
(撮影:tabi-fa)

東門

今回はここから、参拝が始まります。

東門は、戦後に再建された比較的新しい門ですが、熱田神宮の長い歴史を受け継ぐ入口です。
門の前に立つと、木の香りがふわっと広がり、空気がすっと澄んだように感じました。ヒノキ材が使われていることもあり、境内に一歩入る前から、街中とは違う空気に切り替わる感覚があります。

■ 東門(スタート地点)
名鉄神宮前駅やJR熱田駅から徒歩で向かう場合、最初にくぐる門が「東門」です。
遠回りをして正門へ向かうこともできますが、公共交通機関を利用する場合はこの東門が最も近い入口となります。
(撮影:tabi-fa)

大楠

推定樹齢1,000年以上。
平安時代、紫式部が物語を書いていた頃には、すでに芽吹いていたとされる大楠です。
戦国時代も、江戸時代も、明治維新も、この場所で見続けてきた一本。
写真では伝わりにくいですが、幹の前に立つと、その時間の長さを静かに実感します。

大楠(おおくす)
手水舎のそばに立つ、推定樹齢1,000年以上の御神木。幹回りは約7メートルを超え、弘法大師・空海が植えたという伝承も残る。写真では伝わりにくいが、実物は思わず見上げるほどの迫力。
(撮影:tabi-fa)

本宮

約1900年前の創建と伝わる熱田神宮の中心となる社殿。
ここには三種の神器のひとつ「草薙神剣」を祀る熱田大神が鎮座しています。
伝承では、ヤマトタケルゆかりの神剣がこの地に祀られたことが起こりとされています。
現在の社殿は戦後に再建されたものですが、杜に包まれた景観は変わらず、神宮の心臓部として静かな存在感を放っています。

緑に包まれた本宮は、遠くからでもその静かな存在感が伝わります。境内の豊かな杜と調和した景観も見どころのひとつです。
※本宮周辺には撮影禁止エリアがあります。写真は指定範囲外から撮影しています。
(撮影:tabi-fa)

境内の神鶏(烏骨鶏と鶏)

境内で鶏や烏骨鶏に出会えるのも、熱田神宮ならではの風景です。
鶏は古くから「夜明けを告げる鳥」とされ、神前で鳴く神聖な存在と考えられてきました。

境内の烏骨鶏(白)
国の天然記念物に指定されている烏骨鶏。ふわりとした白い羽が印象的。
(撮影:tabi-fa)
境内の鶏と烏骨鶏(黒)
尾の長い鶏と、黒い烏骨鶏。境内で静かに共存する姿が印象的。
(撮影:tabi-fa)

境内グルメ

宮きしめん 神宮店

創業は大正12年(1923年)。名古屋で長く親しまれてきた老舗きしめん店です。
店名の「宮」は、熱田神宮に由来するとされ、境内に店舗を構えています。


・価格目安:きしめん約900円〜
・境内で食事可能

宮きしめん 神宮店
創業から長い年月を重ねてきた宮きしめん。
100年近く受け継がれてきた一杯は、時代が変わっても変わらない味を守り続けています。
熱田神宮の門前で、多くの参拝客に親しまれてきた名物のきしめんです。(撮影:tabi-fa)
甘味コーナー
店内には甘味コーナーも併設。お饅頭(150円)のほか、揚げ饅頭やパフェ、ソフトクリームなども揃う。参拝後のひと休みにも。
(撮影:tabi-fa)
宮きしめん
これが名古屋名物、平たい麺のきしめん。つるりとした口当たりと、出汁の香りが広がる一杯です。
(撮影:tabi-fa)

神宮前駅前エリア

きよめ餅総本家

熱田神宮の門前菓子として知られる和菓子店で、創業は昭和初期。
参拝後の“心身を清める”という意味を込めて「きよめ餅」と名付けられました。
やわらかな羽二重餅で、なめらかなこしあんを包んだ素朴な菓子です。
その名は、かつての宮司の言葉に由来すると伝えられています。
今もなお、熱田神宮を訪れる人々に親しまれています


・創業約90年以上
・イートイン可

きよめ餅 総本家(神宮前駅前・喫茶部)
名鉄神宮前駅前にある、きよめ餅の喫茶部もある店舗。
「名物 きよめ餅」の看板が目印です。
店内にはイートインスペースもあり、参拝や散策の合間にひと休み。
(撮影:tabi-fa)
きよめ餅 総本家(神宮前駅前・販売)
店内に入ると、まず並ぶのはきよめ餅のラインナップ。
おなじみのオレンジ色の包装紙は、昔から変わらない佇まい。
小さな頃から見慣れた、この色、このデザイン。
季節限定の「さくらきよめ餅」など、その時期ならではの味も並びます。
(撮影:tabi-fa)
きよめ餅 総本家(神宮前駅前・喫茶部)
販売スペースの奥へ進むと、イートインできる喫茶空間があります。やわらかな羽二重餅と上品なこしあんを、その場でゆっくり味わえます。外の賑わいから少し離れた、落ち着いた雰囲気。
(撮影:tabi-fa)

名鉄神宮前駅前の商業エリア

神宮前駅前は近年整備が進み、
新しい飲食店・土産店が並ぶエリア。

名鉄神宮前駅前の商業エリア
駅前には新しい店舗が立ち並び、名古屋名物やスイーツ、お土産店などが充実しています。
写真はその一部ですが、通りの両側にさまざまなお店が並び、散策も楽しめます。
えびせんべいなどの定番土産も揃い、参拝前後の立ち寄りにも便利なエリアです。
(撮影:tabi-fa)

さらに少し足を延ばすと、名古屋名物ひつまぶしの名店もあります。

あつた蓬莱軒 本店 
名古屋名物「ひつまぶし」の代表的店舗。
行列ができることも多いため時間に余裕を。


chappii
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※2026年7月に劇団四季の新劇場開業予定、2027年1月にはMTG(ReFa)本社を含む複合施設完成予定(2026年2月現在)。
JR熱田駅〜神宮前エリアは、これから大きく姿を変えていく予定です。
新しいにぎわいが生まれる一方で、昭和の面影を残す商店街の風景は、今だけの景色かもしれません。
参拝とあわせて、いまの街並みもゆっくり歩いてみるのもおすすめです。

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