〜着る毛布でホテルもラウンジも機内もぐっすり〜
正直、これを持っていく人は少ないと思う。
でも私は持っていった。ニトリの着る毛布。
きっかけは単純。
ホテルのシーツのひやっと感が、苦手。
ラウンジは冷える。
機内は乾燥して寒い。
だったら、自分の“安心”を持っていけばいいと思った。
ポリエステル素材のマイクロファイバー調。
毛足が長く、とろけるような肌触りくるぶしまであるロング丈。
前ボタン付き。
広げるとしっかり毛布。

ボタンは前に2つ、くるぶしまでしっかり隠れるロング丈で、袖口にはやわらかいゴム入り。
一重タイプで、ふわふわの毛足でしっかりあたたかい。今はたぶん廃盤だけど、当時は1,980円くらい。
それがいまや、旅の相棒。まさかこんなに活躍するとは。
(撮影:tabi-fa)

一重だから思ったよりまとまるけど、やっぱりこのボリューム感。
それでも「これが安心をくれるんだよね」と思うと、かさばりも許せる。
(撮影:tabi-fa)
でも圧縮すると――
約30×20×5〜10cm。
ウルトラライトダウンの2倍くらい。
圧縮袋でキュッとすれば、機内持ち込みバッグにちゃんと入る。

一気に“部屋着”から“遠征装備”の顔になる。
左はウルトラライトダウンとのサイズ比較。
家にあった毛布が、自分専用の旅ギアに変身。(撮影:tabi-fa)
重さを実際に量ってみると、着る毛布は500g、ウルトラライトダウンは約260g。
重さもボリュームも、ほぼ倍の差があります。

ふわふわの安心感でこの重さなら、私は全然アリ。
防寒というより“安眠装備”。
(撮影:tabi-fa)

改めて測ると、この軽さはやっぱり優秀。
旅人の定番になる理由がよくわかる。
(撮影:tabi-fa)
寒さ対策というより、これはもう精神安定剤。
ただ一枚持っていっただけなのに、不思議なくらいすっと眠りに入れる。
自宅の代わりになる、安心できる“自分の包み”。
今回、隣が空席のフライトで横になれたんだけど、そこに着る毛布。
エコノミーが一瞬でスペシャルアップグレード。
長時間トランジットのラウンジ泊でも、これがあるだけで落ち着き方が違う。
完全に熟睡とはいかなくても、「眠れそう」と思える安心感がある。
ホテルではベッドの上にさっと広げて、その中に入るだけ。
強めの空調も気にならないし、冷えたシーツの感触もやわらぐ。
そこだけ急に、自分の部屋みたいになる。
それが、想像以上によかった。
不思議なくらい、すっと眠れる。
自宅の香りに包まれて寝られる安心感。
寒さ対策以上に、精神的な安定剤。
私はニトリのものを使ったけれど、
これはネットで適当に選ぶより、店頭で触って決めてほしい。
肌触りは、数値じゃ分からない。
「これ最高」と思えたものを選ぶのが正解。
参考として似たタイプは下に載せておくけれど、
できれば実際に触って選んでほしい。
旅の質は、睡眠で決まる。
移動を制するより先に、眠りを制する。
静かだけど、確実に効く旅の装備を。

今回のバリ行き、ウルトラライトダウンは一度も出番なし。袋から出すこともなく、機内持ち込みにしていた意味、正直なかった。
その代わり、着る毛布はフル稼働。
ラウンジ、機内、ホテル。全部で使った。ちゃんと役に立った。
ダウンは確かに軽いし、暖かい。でも、あのシャラっとしたナイロンの感触は、私には「くつろぎ」じゃなかった。
着る毛布のあの柔らかさは、空港でも機内でも、ホテルでも、そのまま安心感になる。
だから、次からは機内持ち込みは着る毛布にする。
ウルトラライトダウンは必要ならスーツケースに入れておけばいい。
今回、それで十分でした。


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