日本のパスポート制度が、ここ数年で最も大きく変わろうとしています。
2025年12月、政府はパスポートの発行手数料を大幅に引き下げる方針を正式に発表しました。
今回の見直しは、単なる「値下げ」ではありません。
料金だけでなく、パスポートの制度そのものも変更される予定で、
海外渡航を考えている人にとっては、知っておいたほうがいい内容です。
新制度は、関連法案が成立した場合、2026年7月頃から実施される見込みとされています。
なぜ今、パスポート制度が変わるのか
政府がこの改定に踏み切った背景には、
日本人のパスポート保有率の低さがあります。
海外旅行や国際交流をより身近なものにするため、
「費用面のハードルを下げる」ことが政策目的のひとつとされています。

日本のパスポート保有率は、2024年時点の統計で約17%。
アメリカではおよそ50%前後、ヨーロッパ諸国ではそれ以上の国も多く、
比べてみると、日本はかなり低い水準なんです。
その結果として、
これまで「高い」と感じられがちだったパスポート手数料が、
大きく見直されることになりました。
パスポート手数料はどれくらい変わる?
現行制度と、2026年7月頃に予定されている新制度の比較は以下のとおりです。
| 有効期間 | 現行の手数料目安(日本国内) | 改定後の予定 |
|---|---|---|
| 10年(18歳以上) | 約16,000円 | 約9,000円 |
| 5年(18歳以上) | 約11,000円 | 廃止予定 |
| 5年(18歳未満) | 約11,000円(12〜17歳)約6,000円(11歳以下) | 約4,500円に一本化 |
10年パスポートは、約7,000円の値下げ。
これだけでも「大幅」と言っていい変更です。
実は大事な「制度変更」のポイント
今回の改定で、特に注意しておきたいのがここです。
現在は、18歳以上であれば「5年」か「10年」のパスポートを選ぶことができます。
更新でも新規でも、申請時に希望を出せば5年パスポートは発行されます。
しかし、政府が示している新制度の方針では、
2026年7月頃の制度改定後、
18歳以上を対象とした「5年有効パスポート」は廃止され、
原則として「10年パスポートのみ」になる可能性があります。
つまり、
- 今はまだ選べる
- でも将来的には選べなくなるかもしれない
という状況です。
なお、18歳未満については5年パスポートが引き続き維持され、
手数料も引き下げられる予定とされています。
公式情報・出典(最新情報はこちら)
本記事の内容は、外務省が公表している公式情報をもとにまとめています。
制度の詳細や今後の変更点については、必ず最新の公式発表をご確認ください。
外務省|パスポート(旅券)公式ページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/
※これは外務省の公式情報ページです。
外務省|パスポートのオンライン申請について
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004036.html
※オンライン申請の手順がまとめられた公式ページです。
まとめ|値下げだけでなく「選び方」も変わる
今回のパスポート制度改定は、
- 手数料が大幅に下がる
- 制度そのものがシンプルになる
- 大人の5年パスポートがなくなる可能性がある
という、実務的にも影響の大きい変更です。
「いつ更新するか」
「5年にするか10年にするか」
これまで当たり前に選べていたことが、
今後は選べなくなる可能性があるという点は、
これから海外に行く予定がある人ほど、知っておきたいところです。

これは今のところの予定だから、
制度や実施時期が変わる可能性もあります。
もっと詳しく知りたい方は、上に載せてある外務省公式のURLで
最新情報の確認をおすすめします。

この制度で、海外旅行が少し身近になって、
「行ってみたいな」が「行けそうかも」に変わる人が増えそう。
いろんな景色や体験に出会える人が増えるのって、いい制度だなって思います。



コメント