🍌バナナ観察ダイヤリー Vol.1

プランターときどき公園
こんな人に読んでほしい
  • 小さな工夫やローコストの楽しみを大事にしている人
  • 家庭で植物を育ててほっこりしたい人
  • ゆったりワクワク観察を楽しみたい人
  • 旅や南国の雰囲気に癒されたい人

ヘタを土に埋めてみた編

東南アジアを旅していると、どこにでも大きなバナナの葉っぱが広がっていて、その生命力にいつも圧倒されていた。屋根のように日差しを遮ったり、料理を包んだり、お皿になったり。あの鮮やかな緑を眺めていると、「いつか自分の家にもバナナの木を飾りたい」と思ってしまう。

Image by Shiva Prasad Dhakal from Pixabay

ところが近所のホームセンターを探しても、観葉植物としてのバナナは売っていない。ならば——食べたバナナの“ヘタ”を土に埋めて育ててみよう!と考えた。今日の実験材料はスーパーで買ったバナナ。食べ終わった根元の、ちょっと汚くて太い部分を切り取り、白くて大きな鉢(直径40cm!)に植え込んだ。土はホームセンターでもらった無料の土。こうして始まったのが、私の「南国プロジェクト」である。コストゼロ、ローコストで始まる小さな南国の冒険だ。


tabi-fa
tabi-fa

ねえチャッピー、バナナの根元の固いところを土に埋めてみたんだよ。緑や白っぽい断面が残っててね。これ、芽が出ると思う?

バナナのヘタをプランターの土に埋めた直後の様子(撮影:タビファ)
ヘタの白や緑の断面が見えるアップ写真(撮影:タビファ)
chappii
chappii

ふむふむ。緑や白い部分があるなら、まだ生きてる可能性ありだね。ただし、バナナは葉っぱからは芽が出ないんだ。本体は地下茎。もしその“太い汚れた部分”に地下茎が残っていれば、そこから芽が吹くかもよ。

tabi-fa
tabi-fa

そうそう、ちゃんと太い部分ついてるの!ちょっと芋っぽいけど存在感ある感じ。

プランターから掘り起こしたバナナのヘタ。芋っぽい太い部分が残っているかを確認中(撮影:タビファ)
chappii
chappii

それなら期待できるね。芽が出るかは環境次第だけど、水はけのいい土に植えて、温度は20度以上、できれば25〜30度くらいで育てるとチャンスがあるよ。最初は直射日光を避けて観察だ!

プランター全体を遠目で撮影、南国プロジェクトの始まりを感じる一枚(撮影:タビファ)
tabi-fa
tabi-fa

なるほどね。じゃあこのまま様子見て、芽が出るかどうかワクワク観察してみるよ。

chappii
chappii

そうそう。それが“観察ダイヤリー”の面白さだよ。たとえ失敗しても、経過そのものが物語になるんだから。


植え付けたばかりなので、まだ芽も葉も出ていない。しかし、断面は白や緑が残っていて、まだ生きているように見える。ここから芽が出てきたら最高だし、たとえ失敗してもその過程を「観察ダイヤリー」として記録していこうと思う。

この「南国プロジェクト」は、ちょっとちゃっかりローコストなのもポイント。ホームセンターでもらってきた“いらなくなった土”や、本来捨てるはずのバナナのヘタを使って、次のワクワクに変えていく。こういう小さな冒険心や工夫も、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいな。


条件 最適範囲 / ポイント
気温 20〜30℃(最低15℃以上が望ましい)
日当たり 明るい日陰、直射日光は避ける
水やり 土が乾いたらたっぷり水やり、過湿は避ける
湿度 50〜70%程度で、乾燥を避ける
土壌 水はけの良い肥沃な土
追肥 生育期に2〜3週間ごとに液体肥料を薄めて与える


まずは第1弾。これから1週間ごとに写真と一緒に観察を続けていく予定。鉢全体や土に埋めた断面の写真を貼って、小さな変化も一緒に見守ってもらえたら嬉しい。

最終的な目標は——こんな大きなバナナの葉っぱを部屋に飾ること!

Image by Alfred Meyer from Pixabay
Image by Lynn Greyling from Pixabay
tabi-fa
tabi-fa

ちなみに、Amazonで「バナナの木」と検索すると、ちゃんと苗が売ってました。
正直、これを買えばすぐに育てられるんだけど、私はやっぱり自分で育ててみたい派
もし失敗しても、それはそれでこの苗を買うつもりだから安心です。

せっかくなので、興味がある方のためにリンクもつけておきます。

そして最後に、ちょっと私の今の心境を…

tabi-fa
tabi-fa

「ヘタから本当に芽が出たら、私の小さな南国プロジェクト、優勝じゃない?」

1週間後、どうなっているか?

お楽しみに〜!

1週間後のご報告(追記)

あれから1週間、どうなったでしょうか。正直に言います……埋めた5つのヘタ、全部黒っぽくなってしまいました。断面に残っていた黄色や緑の部分も気づけば消え、芽の兆しは残念ながらゼロです。毎朝ちゃんと霧吹きで水をあげていたので小さな望みは捨てきれないけれど、確率としてはもう9割ダメだろうな、というのが今の正直な感想です。笑

🌱ちょっと失敗しちゃったね、このバナナ鉢。真っ黒になって黄色も消えちゃったけど…それでも私は水をやり続ける!
(撮影・旅はtabi-fa)

でも、これも「南国プロジェクト」の一ページ。芽が出なかったとしても、その過程が面白いんだから良し。失敗があるからこそ次のワクワクが生まれるってもんです。

次はグリーンカーテンへ — 鉢は気に入ってるから有効活用!

この大きな鉢、意外と気に入っているので捨てずに次を植えたいと思います。私、ツルが好きだから「グリーンカーテン」を作りたいのよね。秋から植えて冬も(ある程度)耐えてくれる、鉢栽培でも育てやすいツル系をいくつかピックアップしてみたよ。ホームセンターで探すと見つけやすいもの中心。

おすすめ候補(秋から植えやすく・庭や鉢で扱いやすいもの)
  • スナップエンドウ(絹さや系)
    秋まきで冬を越し、春にグリーンなツルがにょきにょき伸びる。食べられるし花も可愛い。グリーンカーテン兼食べ物、万能。
  • ソラマメ
    ツルというより支柱で支えるタイプだけど、冬越しして春にぐんと伸びる。収穫の楽しみ付き。
  • クレマチス(耐寒性のある品種)
    花を楽しみたい人向け。秋に植え付け可能な品種もあるから、鉢で育ててフェンスや支柱に絡ませると素敵。
  • アケビ(庭が大きければ)
    とっても元気でツルを伸ばす多年草。鉢だと育てにくいけど、しっかり根域がとれるならグリーンカーテンに◎。
  • アイビー(ヘデラ)
    常緑で冬も葉が残るタイプ。大きめ鉢でフェンスやトレリスに絡ませれば年中グリーンが楽しめる。管理が楽なのが嬉しい。
  • クレマチス×アイビーのコンビ(案)
    アイビーでベースを作り、春にクレマチスの花を絡ませると一年を通して見どころア
  • 鉢で育てるときは根詰まり対策に深めの鉢と良い土を用意してね。
  • 冬に地上部が枯れても、根は生きていることがあるから慌てず様子見。
  • 食べられるもの(エンドウ系)は成長の可視化と「食べて楽しい」が両方叶って観察日記に最適。
tabi-fa
tabi-fa

じゃあ、ホームセンターに行って実物を見てくるよ。いい苗に出会えますように。行ってきます!

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