観光スポットを巡るツアーもいいけれど、
私はどちらかというと、“街の香り”を感じながら歩くのが好き。
人の流れ、バイクの音、どこからともなく漂うフォーの香り。
そんなホーチミンの「日常」に自分が少し溶け込めたような瞬間が、何よりの贅沢だと思う。

ふと立ち止まるたびに、ホーチミンの街が語りかけてくるようだった。
(撮影:tabi-fa)
ローカルバスは1時間乗っても40円!
ローカルバスは“生活の足”であり、旅の入口でもある

小さな紙切れだけど、私にとっては大冒険の証。(撮影:tabi-fa)
ホーチミンのローカルバスは、1回6,000ドン(約40円)。
この小さなレシートが、地元の人の“日常”へのパスポート。
車掌さんが手渡してくれる瞬間から、もう旅が始まってる。
乗るとすぐに車掌さんがやってきて、行き先を聞いてくれる。
「ここに行きたい」とGoogleマップを見せると、「ああ、OK!」と笑顔で教えてくれる。
そんなやり取りも含めて、もうそれだけで立派な旅の思い出。
Googleマップにはバス番号も停留所もちゃんと出てくるし、
思っていた以上に安全で、分かりやすくて快適だった。
観光じゃなくて、“暮らすように過ごす”

気づいたら、ちゃんとこの風景の中に溶け込んでた。
(撮影:tabi-fa)
1時間かけて、どこに行くでもなくバスに揺られる。
隣の人の買い物袋には果物が入っていて、
窓の外には、バイクと笑い声が流れていく。
そういう“生活の風景”こそが、私にとっての観光。
観光地を詰め込むよりも、ひとつの街をゆっくり味わう時間こそが、
いちばんの贅沢なんだと思う。
歩道の椅子でマンゴージュースをひと休み
バスを降りたあとは、歩道の片隅に並ぶ小さな椅子に腰かけて
フレッシュなマンゴージュースでひと休み。
本物のマンゴーをそのまま絞ったような濃厚さに、思わず笑みがこぼれる。
通りを眺めながらの一杯は、まさに“ベトナム流のリラックスタイム”。

地面すれすれの視点で飲むマンゴージュースは、なんだか世界が近く見える。
ちょっと勇気を出して、私もこのローカルスタイルに挑戦してみたよ。(撮影:tabi-fa)
ふと歩いた先で、偶然見つけた小さなカフェ。
観光地じゃないけれど、どこかセンスを感じる佇まい。
こんな偶然の出会いも、なんだかいい。

ベトナムのコーヒーは本当に美味しいよ。
甘さ控えめが好きなら「ノーシュガー」って忘れずに!
(撮影:tabi-fa)

もし少し時間があるなら——
バスに乗って、街の風を感じてみてほしい。
同じホーチミンでも、きっと全然違う顔が見えてくるはず。
ローカルエリアをフラッと歩くとき、やっぱり通信環境は超大事!
私はいつもtrip.comのeSIM ▶︎ を使ってるよ。



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