🇲🇾 日帰りマラッカバス旅|世界遺産の街と海に浮かぶマラッカ海峡モスクへ

🇲🇾マレーシア

マレーシアの首都クアラルンプールからバスで約2時間半。
世界遺産に登録された歴史都市 マラッカ は、東西交易の要衝として栄え、多彩な文化と歴史が混ざり合う独特の街並みを今に残しています。

今回はクアラルンプール滞在中に、日帰りでマラッカを訪れてきました。
街歩きのあとには、海に浮かぶように佇む「マラッカ海峡モスク」にも立ち寄ります。

こんな人に読んでほしい
  • クアラルンプール滞在中に、ちょっとゆったりと日帰り旅行を楽しみたい人
  • 高速バスで景色を眺めながら、気分転換をしたい人
  • 海の景色に癒されたい人──特に、海にせり出すように建つ「マラッカ海峡モスク」を見てみたい人
  • ゆったりとした旅のリズムが好きで、時間に余裕を持って観光したい人

tabi-fa
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朝起きて、窓の外を見た瞬間に「よし、今日はマラッカに行ける!」って確信。
体も心も軽く、準備完了。雨の心配もなし。これってもう、行くしかないでしょ!


マラッカへの行き方

クアラルンプール市内の主要バスターミナルから、マラッカ行きの高速バスが多数運行しています。

  • 所要時間:約2時間半〜3時間
  • 料金:片道 約15〜20リンギット(約500〜700円)

バスの到着地は マラッカ・セントラル(Melaka Sentral)
ここから市内中心部まではローカルバスかタクシー/Grabで移動できます。

TBS(Terminal Bersepadu Selatan)から高速バスでマラッカ・セントラル(Melaka Sentral)へ

マラッカ行き高速バスは、クアラルンプールの TBS(Terminal Bersepadu Selatan) から出発。
駅名がややこしいのですが、MRTで向かう場合は 「BTS(Bandar Tasik Selatan)」 で下車するとTBSへ直結。
ここを間違えなければ安心です。

📍TBS(Terminal Bersepadu Selatan)はここ

車内は清潔で表示もわかりやすく、快適。到着するとTBSは近代的で広く、日本のバスタ新宿みたい。


高速バスでマラッカへ

チケットはカウンターでリクエスト可能

  • 窓側
  • 後ろの席希望

約2時間半〜3時間で マラッカセントラル に到着。
冷房対策の羽織ものがあると快適です。

マラッカ行きのバス
クアラルンプールからマラッカへは、こんな真っ赤な大型バスで出発!🚌
快適で清潔な車体にワクワク感が高まります♩
(撮影:tabi-fa)
車内シートのアップ
ふかふかのリクライニングシートで、足元も広々✨
マラッカまでの約2時間半も、のんびりくつろげます♩
(撮影:tabi-fa)

マラッカセントラルからオランダ広場へ

📍Malacca Sentral Bus Terminalはここ

ローカルバス 100番 に乗ってオランダ広場(Dutch Square)へ。

マラッカ・セントラルのバス乗り場
マラッカ・セントラルのバスターミナル。ここから16番乗り場にある「100番」のバスで市内へ向かいます。
(撮影:tabi-fa)
  • 支払いは小銭でOK(Touch’n Go非対応)
  • バス停例:セントラルの16番ゲート

マラッカのオランダ広場に到着

オランダ広場は赤い建物と川沿いの景色が美しく、写真映え抜群。
トライショーが走る街並みは、まるで世界遺産の絵本の中。

オランダ広場
真っ赤な建物が立ち並ぶマラッカのオランダ広場。まるで絵本の中に迷い込んだような可愛らしさで、思わず「わぁ…!」と声が出る風景。(撮影:tabi-fa)
マラッカの歴史と世界遺産登録
  • 約1400年頃
    スマトラの王子パラメスワラがマラッカ王国を建国。東西交易の拠点として栄える。
  • 1511年
    ポルトガル軍がマラッカを占領。以後ヨーロッパ列強の支配下に。
  • 1641年
    オランダがマラッカを奪取。街にはオランダ建築様式が広がる。
  • 1824年
    英蘭条約により、正式にイギリス領となる。
  • 2008年7月7日
    「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡沿いの歴史的都市群」として ユネスコ世界遺産 に登録。

マラッカの街歩きでは、赤いオランダ広場、歴史的教会やショップハウスなど、東西文化が融合した独特の景観を楽しめます。

オランダ広場
噴水のまわりでは、地元の人や観光客がのんびりひと休み。赤い建物と青空のコントラストが本当に絵になる場所です。(撮影:tabi-fa)
マラッカ川沿いの風景
オランダ広場のすぐそばを流れるマラッカ川。ボートがゆったりと行き交い、街歩きの途中でほっと一息つける癒しの景色。
(撮影:tabi-fa)
マラッカ川の運河とボート
海へと続くようなマラッカ川の運河。穏やかな水面と南国の光が、世界遺産の街をより美しく照らしていました。(撮影:tabi-fa)

マラッカの街を徒歩でくるくる散策。

約1時間ほどで、お土産物屋さんや食べ物屋さんも楽しめます。
中華街もあって、色鮮やかで異国情緒たっぷり。


マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)

マラッカ観光のハイライトのひとつが、海に浮かぶように建つモスク。
マラッカ中心部から車で約15分、マラッカ島(埋め立て地)に位置しています。

モスクの歴史と特徴
  • 2003年頃:建設開始
  • 2006年11月24日:正式完成・開幕
  • 建設費:約1,000万リンギット
  • 満潮時には海に浮かんでいるように見える構造
  • 中東とマレー伝統を融合した建築様式
  • 高さ約30mのミナレットは、灯台としての役割も担っている

夕暮れ時に訪れると、空と海の色が重なり、モスクが幻想的に浮かび上がる姿は必見です。

オランダ広場からマラッカ海峡モスクへの行き方

  • ローカルバス(100番)
    • オランダ広場近くのバス停(郵便局前)から乗車
    • 目的地付近で降車
    • 地元の人と一緒に街の雰囲気を感じながら移動できる
  • Grab(配車アプリ)
    • バス停を探す手間なしで、目的地の目の前まで直行
    • 迷わず安心して移動できる

📍マラッカ海峡モスク(Masjid Selat Melaka)はここ

白く美しいモスクが海に浮かぶように見える絶景。
波の音と潮風に包まれ、息をのむ瞬間です。

海に浮かぶマラッカ海峡モスク
白い壁と黄色い屋根が青い海に映えて、まるで海の上に浮かんでいるみたい。訪れた瞬間、息をのむ美しさです。
(撮影:tabi-fa)
マラッカ海峡モスク正面
正面から見ると、建物の優雅な曲線と色彩のコントラストが印象的。海と空に囲まれた特別な景色に感動します。(撮影:tabi-fa)
モスクのバルコニーからの景色
バルコニーに立つと、透き通った海が目の前に広がるファッツァービュー!潮風を感じながらの絶景タイムです。(撮影:tabi-fa)

帰りはマラッカセントラルからTBSまでバスで戻ろう

帰りは、マラッカ・セントラルバスターミナルから再び高速バスに乗って、クアラルンプールの TBS(Terminal Bersepadu Selatan) まで戻ります。
行きと同じようにチケットカウンターで乗車確認をして、TBS行きのバスに乗ればOK。
約2時間半ほどでクアラルンプールに帰着!快適なバスの旅で、最後までリラックスできます♩

マラッカセントラルの出発ゲート
ここからクアラルンプールのTBS行きバスが出発します。
チケットを買って、いよいよゲートの中へ!名残惜しいけどマラッカともお別れです。(撮影:tabi-fa)
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マラッカは1日あれば大満足の世界遺産日帰り旅になるはず♩
オランダ広場や海に浮かぶモスクまで、見どころたっぷりで心が癒されます。
ぜひあなたも、クアラルンプールからふらっと出かけてみてね。おすすめです!

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