宿から歩いて20分。散歩がてら向かったのは、ずっと気になっていた地元の老舗 Martabak Kirana Kuta。

(撮影:tabi-fa)
さすが老舗っていう佇まい、黄色い外観のMartabak Kirana Kuta。
お店の横にはワルンもあって、鍋がずらり、食材もぎっしり並んでいて、匂いだけでお腹が鳴る“絶対うまいやつ”の雰囲気。お客さんもどんどん入っていくし、グラブの配達員がひっきりなしに料理を取りに来ていた。
こういう場所は、だいたい当たり。

辛いマルタバ、甘いマルタバ、そして隣にはクリスピー生地にチョコ入りの誘惑メニューも。クリスピーも気になるけど我慢!
(撮影:tabi-fa)
甘いマルタバ(Martabak Manis)
見た目はホットケーキの怪獣。
作っているところを見ると、
チーズをシュッシュッシュ、っとたっぷり削って、
コンデンスミルクを カンカン穴あけ式・ドバドバーッ と流し込む。
最後にバターをたっぷりじゅわ〜っと染み込ませ、
この工程だけで脳が甘さを察知する。

(撮影:tabi-fa)

カロリー爆弾の仕上げ工程。
(撮影:tabi-fa)

(撮影:tabi-fa)
バナナとチーズ入りで、味は驚くほど違和感なくおいしい。
チーズの塩気がうまくバランスを取っていて、悪魔的な味わい。
でもね、小さいサイズでも ひとりで完食はほぼ不可能クラス。
シェア推奨。というか、シェア必須。
しょっぱいマルタバ(Martabak Telur)
ビーフと卵とネギ入りを注文。
インドネシアの屋台料理って時々「日本の味?」と錯覚する瞬間があるけど、これはまさにそのタイプ。
白ネギが日本のネギそのままだし、ケチャップをつけて食べると、なぜかホッとする。
2万6千ルピアでこれは優勝。
甘い方が重いぶん、こっちは軽やかに食べられて、確実にリピートしたくなる味。

(撮影:tabi-fa)
食べる場所はホテルで正解

(撮影:tabi-fa)
屋台の奥にテーブルもあったけど、今日は少し控えてテイクアウト。
ホテルの風通しのいいソファでゆっくり食べると、街の喧騒が一瞬だけ遠くなっていい時間になる。
そんなこんなで、今日はローカルフードと一緒に過ぎていった。

しょっぱいマルタバの方、かなりおすすめ!
日本のねぎ焼きみたいな感じで、おネギたっぷり。ケチャップとチリがよく合う。
260円なのにこの美味しさ、絶対食べてほしい!添えてある青唐辛子は危険なのでやめました。
お箸はついてないから、私は日本から持ってきたものを使ったよ。現地の人は手で食べるのかも。



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