レギャン&クタの中心で風を感じる、The ONE Legian Hotel
先日、バリ島のレギャンとクタのちょうど中間にある The ONE Legian Hotel に泊まってきました。 住所は Jalan Legian no. 117, Badung, クタ, バリ島, インドネシア, 80361。
地元の人やGrabのドライバーさんたちは、みんな自然に「The ONE」と呼んでいて、それだけ日常に溶け込んだホテルなんだなと感じました。
私が泊まったのは一番安いお部屋で、1泊およそ4,000円ほど。それなのに、滞在の満足度はかなり高め。観光よりも「ここで過ごす時間が心地いい」と思えた、そんなホテルでした。
立地がとにかく強い
The ONE Legian Hotelは、レギャンとクタのメインロード沿いというとても分かりやすい場所にあります。ビーチまでは歩いて10分ほど。ビーチウォークも徒歩圏内で、散歩感覚で行ける距離感です。
周辺にはサークルKやインドマレットなどのコンビニ、ワルンもたくさん。朝のコーヒー、ちょっとした買い物、夜ごはん探しまで、全部が近くで完結します。

夜は大渋滞になるメインロードも、この時間帯だけは少し静か。
(撮影:tabi-fa)

ホテルから歩いて30〜40秒、イートインもあって滞在中お世話になった場所。
(撮影:tabi-fa)

ホテルから歩いて約15分、高級ブランドからスーパーまで揃う巨大ショッピングモール。
(撮影:tabi-fa)

買い物や食事の合間に、青い空と遠くの海を眺められる私の穴場スポット。
(撮影:tabi-fa)

昼間は比較的空いていたけれど、夕方は賑わいそうな値札なしのローカル市場。ホテルから徒歩約10分。
(撮影:tabi-fa)

ホテルから徒歩約5分、値札付きで安心して見られるローカル価格のアートマーケット。
(撮影:tabi-fa)

値段交渉が苦手な人にこそおすすめ。お土産がずらり並ぶ、私の推しマーケット。
(撮影:tabi-fa)

ホテルから徒歩約15分。海と空が広がるビーチだけど、呼び込みは正直かなり多め。
(撮影:tabi-fa)

ホテルから徒歩約12分。賑やかでパリピ多め、のんびり過ごすというより活気を感じる海。
(撮影:tabi-fa)
お部屋はシンプルでちょうどいい
私が選んだのは最安値のお部屋。いわゆるビジネスホテルに近い造りで、派手さはないけれど清潔感があり、十分に快適でした。
正直なところ、このホテルは「部屋にこもる」よりも「外に出て過ごす」タイプ。
なので、部屋は寝るための場所として割り切ると、ちょうどいいバランスだと思います。

一番安い部屋でも清潔感があり、昼寝や夜に安心して眠るには十分。大きめのベッドで、シンプルなビジネスホテルタイプ。
(撮影:tabi-fa)
ロビーとバルコニーが主役のホテル
このホテルの一番の魅力は、間違いなくロビー。
窓のない構造で、風がさーっと通り抜ける開放感があります。
ロビーの周囲にはバルコニーのようなスペースがいくつもあり、大きなソファやソファベッド、テーブルが置かれています。
朝は7時ごろに、近くのサークルKでカフェラテを2つ買ってロビーへ。
パソコンを広げてブログを書いたり、ぼーっと風を感じたり。
そのまま3時間くらい平気で過ごせます。
夕方になると、今度はテイクアウトを買ってまた同じソファへ。
朝も夜も、ここが私の定位置でした。

下の喧騒を離れて上へ行くと、チェックインカウンターのある別世界に切り替わる。
(撮影:tabi-fa)

エレベーターを降りると、大きく広がる開放的な空間。外の喧騒を忘れる静けさがある。
(撮影:tabi-fa)

(撮影:tabi-fa)

レギャン通りに面した、少し張り出したバルコニーのようなスペース。
区画ごとに壁で仕切られていて、外なのにお部屋みたいに落ち着く場所。
大きなソファやデイベッドが並んでいて、私はほぼここで過ごしてた。
目の前はレギャン通り。ここが、私の指定席のソファー。
(撮影:tabi-fa)

ロビーのソファに座っていると、外の喧騒を少し見下ろしながら、自分だけの世界に入れる感じ。この時間があったから、今回のバリ滞在はすごく満足度が高かった。

目の前は大騒ぎ、でもここだけ静かな別世界。
(撮影:tabi-fa)
外はあんなに大騒ぎなのに、
ホテルの敷地に入った瞬間、時空が歪んだみたいに静かになる。
私はただそれを眺めてる側にいる感じ。不思議だけど、すごく気持ちいい。
また、ホテルの入口付近には常にセキュリティスタッフがいて、賑やかなレギャン通り沿いとは思えないほど安心感があります。

実はここ、お手洗いがかなり優秀。
TOTOの手動ウォシュレットが付いていて、ペーパーもちゃんとあります。
電源式じゃなくて、つまみを回して水量を調整するタイプだけど、すぐ慣れます。
ロビーのトイレも同じ仕様で清潔。
日本人にはかなり安心ポイントです。
プールや共用施設も充実
プールはスカイプールを含めて複数あり、上の階には朝食会場も併設されています。私は朝食は利用しませんでしたが、朝の時間帯の空気感はとても気持ちよさそうでした。

インドネシアらしいオレンジ色の屋根が一望できる。(撮影:tabi-fa)

(撮影:tabi-fa)
小さな「心地よさ」が積み重なる
毎朝サークルKでカフェラテを買っていたら、3日目には顔を覚えられていました。「コピラテ?」と声をかけられるのがちょっと嬉しかったり。
ホテルのフロントスタッフも、出かける時は「気をつけてね」、戻ると「おかえりなさい」と声をかけてくれます。観光地のホテルなのに、どこか日常の延長みたいな空気があるんです。
まとめ|泊まる場所が「目的地」になるホテル
The ONE Legian Hotelは、豪華さで勝負するホテルではありません。でも、風・空気・居場所の作り方がとても上手。
リーズナブルな価格で、安心して、長時間くつろげる場所が欲しい人には本当におすすめです。観光の拠点としても、ホテルステイを楽しむ場所としても、いいホテルでした。

賑やかな街の中で、バリの風を感じられる素敵なホテルでした。(撮影:tabi-fa)

私はAgodaで予約しました。たぶんこの時は最安。
でもTrip.comもよく安いことあるから、両方ちょっと覗いてみてね。



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