パッパカパー温室で、ちいさな命がぷっくり誕生したよ。

プランターときどき公園

11月後半。
空気はまだ柔らかさを残しているけれど、ところどころに冬の寒さが顔を出している。窓を開けると「そろそろ本格的な冬が来るよ」と耳元でそっと囁かれているような季節。

そんな中、うちの自家製ビニールハウスは今日も“パッパカパー”モードで頑張っている。
開けたり閉めたりする度に、なんだか秘密基地を操作している気分になって、ちょっとだけ楽しい。

上をパッと開けて、通気性をよくした自家製パッパカ温室。
こもりがちな11月の湿気対策に、今日はこのスタイルで見守ります。(撮影:tabi-fa)

でね、さっき見たの。
あの子たちを。

……絹さやの赤ちゃん、もうできてたの。
まだ薄くて、小さくて、つるんとしていて、触れたらピッと消えてしまうんじゃないかってくらい、儚くてかわいい。

予定よりずっと早く、パッパカ温室に小さな実が…!
遠目でもわかる、この“できちゃってる感”。
思わず声が出るほど嬉しい瞬間。(撮影:tabi-fa)
ほんのり透ける緑色、ぷっくり赤ちゃん絹さや。
春まで待つつもりが、まさかのサプライズ誕生。
(撮影:tabi-fa)

フライングで咲いたあの花、やる気あったんだなぁ。
「寒くてもいくよ!」みたいな根性を見せつけてくるタイプだったんだね。
ほんの数日で、こんなちいさな実をぶら下げてくれるなんて。

これから気温はどんどん下がる。
もっと冷える日が増えたら、パッパカパーは“ぴっちり”に変わる予定。
開放型から密閉型へ、冬支度バージョンに変身するよ。

今はただ、つるが伸びる方向をそっと見守りながら、
「がんばりすぎなくていいよー」
……と、植物に話しかける人になっている。

tabi-fa
tabi-fa

ちいさな豆の形って、どうしてこんなに癒しなんだろうね。
次に見たとき、またぷくっと大きくなるのかと思うと、それだけでちょっと嬉しくなる。

chappii
chappii

絹さやの赤ちゃんね、寒暖差が激しいと一気に成長が止まったり、逆にひょろっと伸びやすくなるよ。
夜は閉めてあげて、昼間は日が入るなら軽く通気を。
“守りつつ、甘やかしすぎない”が冬のコツだよ。

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