誰かに話すつもりで、書いています。
たぶん、24歳くらいの、どうしたら良いかわからない人へ。
もしかしたら自分の娘かもしれないし、友達かもしれない。
でも、これは “誰にでも少しは関係のある話” です。
投資を考える前にやるべきこと
最近は「投資、何やってる?」なんて会話もよく聞く。
NISA、積立、S&P500──耳慣れた言葉が増えてきた。
でも、それよりもまずやってほしいことがある。
それが、貯金。
投資は“余ったお金”でやるもの。
生活が不安定なまま投資をしても、いつか取り崩すことになる。
土台がないまま積み上げても、崩れるだけ。
生活防衛資金──“働かなくても暮らせる”期間をつくる
じゃあ、どのくらい貯めればいいの?
目安はシンプル。
「月の手取り × 6ヶ月分」
たとえば手取り20万円の人なら、120万円。
このお金があれば、何かあったときに冷静でいられる。
すぐに転職先が決まらなくても、病気や家族の事情があっても、
“自分で決められる”状態でいられる。
それが、生活防衛資金。
未来のためというより、“今の自分を守るお金”。
毎月、1割。シンプルで強いルール
目標額が決まっても、どうやって貯めればいいのかは悩むところ。
でも、ルールは簡単でいい。
「給料の1割を、とにかく先に貯金する」
20万円なら、2万円。
まずそれだけを“使わないお金”として分けてしまう。
1割を貯金して、あとは自由に使っていい。
それなら、ストレスも少ないし、続けやすい。
貯金がある。それだけで、選択肢が増える
お金は、選択肢だ!!
貯金があると、「やらなきゃ」じゃなくて「やってもいい」に変わる。
働き方も、住む場所も、人間関係も。
選べるって、すごく強いこと。
だからまずは、守ること。
それができたら、次に進めばいい。
最後に
この話は、正解でも教科書でもない。
でも、私が大切な人に伝えておきたいこと なの。
今すぐ全部できなくてもいい。ただ、知ってるだけで違うから。
給料の1割を貯める。
それが、あなたの“自由”のはじまりになる。
最初にお金の勉強をするときに出会えてよかった、と本当に思う1冊。
『お金の大学』は、やさしい言葉で書かれていて、でも内容はしっかり実用的。
読むたびに「この考え方、大事だな」って背筋が伸びます。
今では本棚の中で、まさに“家宝”ポジションにある本です。

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